ビンゴー・キッドの洋書日記

英米を中心に現代から古典まで、海外の作品を英語で読み、論評をくわえるブログです

2010-03-05から1日間の記事一覧

"Lark & Termite" 雑感(3)

相変わらずカタツムリくんなので、今日は小説における意外性について。本書の場合、「すべて定石どおりの展開」で、「とてもウェル・メイドなのだが、反面、型破りな面白さはない」という印象はまったく変わらない。が、だからといって本書の価値が減じてい…