ビンゴー・キッドの洋書日記

英米を中心に現代から古典まで、海外の作品を英語で読み、論評をくわえるブログです

2010-09-06から1日間の記事一覧

Peter Carey の “Parrot and Olivier in America”(2)

仕事の合間に本書の後半をボチボチ読みながら、ぼくが歴史小説に期待するものは何だろうと考えてみた。以下、いささか図式的だが、思いつくままに挙げてみると、 1.知られざる事実もしくは人物に光をあてたものを読み、なるほどそういうこともあったのか、…