ビンゴー・キッドの洋書日記

英米を中心に現代から古典まで、海外の作品を英語で読み、論評をくわえるブログです

2012-04-04から1日間の記事一覧

Arthur Phillips の “The Tragedy of Arthur” (2)

「技巧的な、あまりに技巧的な作品」と昨日のレビューには書いたが、これは大変な労作でもある。巻末のシェイクスピア劇のパスティーシュ、"The Tragedy of Arthur" をちらっと読んだだけでも、そのすごさに圧倒される。シェイクスピアの研究者やファンだっ…