ビンゴー・キッドの洋書日記

英米を中心に現代から古典まで、海外の作品を英語で読み、論評をくわえるブログです

2016-03-10から1日間の記事一覧

A. S. Byatt の“Possession”(3)

ぼくはカッコつけて言えば原典主義者。「作品は作品をして語らしめよ」という考え方である。よほど興味や必要がないかぎり、ある作家の経歴、作品歴、作品の時代背景などについて調べることはない。それどころか、序文や〈あとがき〉もまず読まない。書評の…