ビンゴー・キッドの洋書日記

英米を中心に現代から古典まで、海外の作品を英語で読み、論評をくわえるブログです

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

"Sword of Honour" 雑感(3)

風邪が治ったのか治らないのか、どうも体調がすっきりせず、しばらく読書から遠ざかっていた。いまも喉がいがらっぽい。が、それでもきょうはリハビリがてら、久しぶりに本書に取り組み、なんとか第二部 "Officers and Gentlemen" を読みおえた。第一部の場…

Susan Minot の “Evening”

先週末までずっと寝込んでいた。インフルエンザではなかったが高熱が続き、これを書いている今もまだ微熱がある。亡父もやはりこの時期に風邪をこじらせ、二月になって最初の脳梗塞を起こしたことが思い出され、少し不安だ。 寝床で本を読むのは疲れるものだ…

"Sword of Honour" 雑感(2)

今週は風邪をひいてしまい絶不調。さいわい検査の結果、インフルエンザではないとのことだったが、高熱が出たらすぐに休日診療所に行くように言われた。一方、息子も初孫もインフルエンザにかかったものの、タミフルのおかげでとうに回復。ふつうの風邪のぼ…

"Sword of Honour" 雑感(1)

Evelyn Waugh の "Sword of Honour"(1965)をまたボチボチ読みはじめた。諸般の事情でいったん中断していたが、そろそろ片づけないことには、いつまでたってもほかの本が読めない。 改めて言うと、これは周知のとおり、"Men at Arms"(1952)、"Officers an…

なにから読むか、フォークナー

昨年末に読みはじめた Evelyn Waugh の "Sword of Honour"(1965)は、切りのいいところへ進むまでにあえなく大休止。たまたま先月、長年の宿題のひとつ、スノープス三部作をやっと片づけたばかりなので、年始めの記事は「なにから読むか、フォークナー」。 …