ビンゴー・キッドの洋書日記

英米を中心に現代から古典まで、海外の作品を英語で読み、論評をくわえるブログです

ロマンス

Mary Nichols の “The Summer House”

昨日、家に帰ってから Mary Nichols の人気小説、"The Summer House" を読みおえたのだが、レビューを書く時間は取れなかった。何とか思い出しながら書いてみよう。The Summer House作者: Mary Nichols出版社/メーカー: Allison & Busby発売日: 2012/09/15メ…

Katherine Webb の “The Legacy”(1)

この夏以来の宿題だった Katherine Webb のベストセラー小説、"The Legacy" をやっと読みおえた。さっそくレビューを書いておこう。The Legacy作者: Katherine Webb出版社/メーカー: Orion (an Imprint of The Orion Publishing Group Ltd )発売日: 2010/06/…

Abraham Verghese の “Cutting for Stone”(1)

ニューヨーク・タイムズ紙の Trade Paperback 部門ベストセラー第8位、Abraham Verghese の "Cutting for Stone" を夕べ読みおえた。ほんとうは一気にレビューを書くつもりだったのだが、おとといの深酒がたたって昨日は朝寝坊。おかげで読了も予定より遅れ…

Karen Fisher の “A Sudden Country”

職場がちょっとした繁忙期となり昨日は「自宅残業」にいそしんだが、今日は珍しくロ短調ミサ曲を聴きながら本書に取り組み、今ようやく読みおえた。内容を忘れないうちにさっそくレビューを書いておこう。A Sudden Country: A Novel作者: Karen Fisher出版社…

Karen White の "The House on Tradd Street"(1)

新型インフルではないと思うが先週は高熱が続き、仕事も読書もすべて中断、ずっと寝こんでいた。昨日の午後になってやっと平熱近くになり、ベッドの中で本書に改めて取りかかり、夜半に読了。それがたたったせいか、これを書いている今もまだ熱っぽい。明日…

Louise Douglas の "The Love of My Life"(1)

ブッカー賞のショートリストが発表されたがhttp://www.themanbookerprize.com/news/stories/1275、ロングリストの中から読んでみた2冊はいずれも落選。残った候補作はどうやらハードカバーでしか入手できそうにないので、今年も残念ながら高みの見物としゃ…

Elizabeth Inness-Brown の "Burning Marguerite"

帰省休み明けの今日は仕事に追われ、ほとんど本が読めなかった。そこで昔のレビューでお茶を濁しておこう。3年前、「雪と炎のシャーベット」と題してアマゾンに投稿、その後削除したものだ。Burning Marguerite作者: Elizabeth Inness-Brown出版社/メーカー…

Jeanette Winterson の "Lighthousekeeping"

読みだした本はあるのだが、夏バテのせいか今ひとつノリが悪い。そこで今日は、久しぶりに昔のレビューでお茶を濁しておこう。たしか3年前、「愛は灯台の灯のごとく」と題してアマゾンに投稿、その後削除したものだ。Lighthousekeeping作者: Jeanette Winte…

David Ebershoff の "The 19th Wife"

600ページの大作だったが、何とか読みおえた。読みだしたときはアマゾンUKのフィクション部門ベストセラー70位だったのに、今検索すると100位圏外。星もひところの4つから3つ半。ぼくの評価も3つ半だ。ともあれ、例によって雑感のまとめに過ぎないがレビ…

Elin Hilderbrand の "A Summer Affair"(1)

最近はカタツムリ君だったが、本書は珍しくさっさと読みおえた。おかげで気分も梅雨明けに近い。印象が薄れないうちにレビューを書いておこう。A Summer Affair作者: Elin Hilderbrand出版社/メーカー: Hodder Paperback発売日: 2009/03/05メディア: ペーパ…

Sarah Stonich の "These Granite Islands"

風邪の熱でボーっとしているあいだにオレンジ賞の発表があり、予想どおりと言うか期待どおり、Marilynne Robinson の "Home" が栄冠に輝いた。全米図書賞、全米書評家(批評家)協会賞と落選続きだったので、文字どおり三度目の正直ということになる。 ぼく…

Siri Hustvedt の "What I Loved"

年末が近づいてきた。ぼくは何しろ宮仕えの身なので大忙し。連休中も「自宅残業」の毎日だった。おかげで、せっかく読みだした Patrick Gale の "Notes from an Exhibition" も思うように進まない。 が、その割に今のところ、かなり気に入っている。故植草甚…

2008年ブッカー賞のロングリストと John Berger の "To the Wedding"

昨日、今年のブッカー賞のロングリストが発表された。http://www.themanbookerprize.com/news/stories/1105久しぶりに超大物 Salman Rushdie の名前も見えるが、ぼくがほかに知っている作家は John Berger くらい。例によって日頃の不勉強ぶりを痛感した次第…

Abha Dawesar の "That Summer in Paris"

Abha Dawesar の "That Summer in Paris" を読了。『あの夏、パリで』という題名からいだく期待どおり、いやそれ以上に面白い佳作だった。That Summer in Paris作者: Abha Dawesar出版社/メーカー: Anchor発売日: 2007/08/14メディア: ペーパーバック クリッ…

Catherine Ryan Hyde の "Love in the Present Tense"

しばらく前、Lisa See の "Peony in Love" に始まり、永遠の愛という共通テーマで『コレラの時代の愛』や『嵐が丘』を採りあげたが、去年、「永遠の愛」と題してアマゾンに投稿したレビューがあるのを思い出した。Love In The Present Tense作者: Catherine …

Sally Beauman の "The Sisters Mortland"

連休とは名ばかりの「自宅残業」の毎日で、気分的には絶不調。ぼちぼち読んでいる本はあるのだが、思うように進まないので前回の続きを書くことにした。The Sisters Mortland作者: Sally Beauman出版社/メーカー: Grand Central Publishing発売日: 2007/02/1…

Lisa See の "Peony in Love"

アメリカで話題のベストセラー、Lisa See の "Peony in Love" をやっと読みおえた。Peony in Love: A Novel作者: Lisa See出版社/メーカー: Random House Trade Paperbacks発売日: 2008/02/19メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログ (1件) を見る[☆☆☆…

Iain Banks の "The Steep Approach to Garbadale"

この土日は内職で明け暮れたので本が読めなかった。そこで例によって昔のレビュー。The Steep Approach to Garbadale作者: Iain Banks出版社/メーカー: Macadam Cage Pub発売日: 2007/10/05メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログ (1件) を見る[☆☆☆] …

Martin Amis の "House of Meeting" と James Meek の "The People's Act of Love"

今度は「タイム」誌選定の年間ベスト10の中から Martin Amis の "House of Meeting" を読んでみた。http://www.time.com/time/specials/2007/top10/article/0,30583,1686204_1686244_1691860,00.html 一昨年にもガーディアン紙で選ばれているので、二年連続…

Maggie O'Farrell の “The Vanishing Act of Esme Lennox”

毎年11月から12月は年間ベスト10の季節だが、困るのはハードカバーが大半を占めることだ。何か未読のペイパーバックはないものかとあちこち検索したあげく、米アマゾンの Best Books of 2007 Top 10 Editors' Picks: Literature & Fiction http://www.amazon…

Niccolo Ammaniti の "Steal You Away" と Alberto Moravia の "Boredom"

ドイツ文学のつぎに読んだのはイタリア文学の作品。正月休みということで軽めの小説を選んだ。Steal You Away作者: Niccolo Ammaniti出版社/メーカー: Canongate Books発売日: 2007/04/05メディア: ペーパーバック クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) …