ビンゴー・キッドの洋書日記

英米を中心に現代から古典まで、海外の作品を英語で読み、論評をくわえるブログです

20世紀アメリカ文学

2000年代の作品もふくみます

Philip Roth の “The Human Stain”

相変わらず過去記事の整理中。きょうも前回同様、本ブログでは未発表のレビューでお茶を濁しておこう。 なんだ、それならコピペすればいいだけじゃん、と思われるかもしれないが、昔のレビューほど〈拙文度〉が激しい。しかも、点数評価をしていない場合が多…

Joyce Carol Oates の “Wonderland”(1)とワンダーランド四部作

きのう、1972年の全米図書賞最終候補作、Joyce Carol Oates の "Wonderland"(1971)を読了。周知のとおり、これは〈ワンダーランド4部作〉の掉尾を飾る作品でもある。既読3作のレビューもあわせて再録しておこう。Wonderland (The Wonderland Quartet)作…

John Williams の “Stoner” (1)

John Williams の "Stoner" を読了。1965年の刊行だが、今年になってヨーロッパ各国で翻訳がベストセラーとなり、おそらくその波及効果だろう、現在、アマゾンUKでも古典小説部門でベストセラーとなっている作品である。さっそくレビューを書いておこう。Sto…

Bernard Malamud の "A New Life"

内職のほうは何とか目途がついたが、今度は本業で大忙し。前回、ユダヤ系作家のアイザック・シンガーでお茶を濁したので、きょうはマラマッドの "A New Life" について書いた昔のレビュー。A New Life (FSG Classics)作者: Bernard Malamud,Jonathan Lethem…

Isaac Bashevis Singer の "Enemies: A Love Story"

この土日は内職に追われ、きょうも先ほどまで原稿に目を通していた。例によって昔のレビューでお茶を濁すしかない。Enemies, A Love Story作者:Singer, IsaacFarrar, Straus and GirouxAmazon[☆☆☆☆] ホロコーストの問題を採りあげた小説というと、読む前から…

Norman Mailer の "The Castle in the Forest"

今朝の新聞を見たら、ノーマン・メイラーの訃報記事が載っていた。が、ぼくは今年の2月、最新作の "The Castle in the Forest" を「巨匠衰えたり」と題して酷評しただけに、その死を知っても別に驚かなかった。The Castle in the Forest: A Novel作者: Norm…