昨日の続きを書こうと思ったけど、ぼくは本を読みながらクラシックを聴いていることが多いので、BGMのベスト…は何だろうと気になってきた。今までCDで聴いた回数の多い順に書いておこう。
1.

バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ 全曲
- アーティスト: シェリング(ヘンリク),バッハ
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2001/10/24
- メディア: CD
- 購入: 2人 クリック: 3回
- この商品を含むブログ (19件) を見る
2. 同じく1ヵ月、こればっかり聴いたことがある。が、そのあとはあまり…。今たまに聴くと、あの「静寂の音」を聴きつづけたときの精神的モードを思い出し、これもBGMには向かない。
3.

- アーティスト: アラウ(クラウディオ),ベートーヴェン,ハイティンク(ベルナルト),ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2001/08/29
- メディア: CD
- この商品を含むブログ (2件) を見る
…「BGMベスト…」と銘打ったわりには、どれもBGMらしくない曲ばかり選んでしまった。共通項は、「祈りと静寂」。どの曲にも、何かをひたむきに祈っているような静けさが感じとれる。その静けさがBGMに向いているようで、じつは、読んでいる本の中身以上に心に迫ってくることが多いのだ。
この3ヵ月はベートーヴェンのピアノソナタばかり聴いていた。バックハウス、ケンプ、シュナーベル、イヴ・ナット、ソロモン、ルドルフ・ゼルキン、グルダ、ギレリス、アラウ、ブレンデル、ゲルバー、リヒテル、ヴェデルニコフ…。ポリーニはあまり好きではない。どの曲がいちばんいいとは決めがたい。まとめて全部、2位にランクインかな。