このところ天気が変わりやすく、てきめん風邪をひいてしまい、気分はすっかりブルー。昨日など本も読めず、先々週、BGMのベスト2に選んだ『タブラ・ラサ』ばかり聴いていた。ひさしぶりに聴くと「静寂の音」が心にしみてくる。あと、Ketil Bjornstad & David Darling の "The River"。最近買ったCDだが、これまた「ひたむきな祈り」が感じられ、涙がチョチョ切れそう。
- アーティスト: Ketil Bjornstad & David Darling
- 出版社/メーカー: Ecm Records
- 発売日: 2000/05/16
- メディア: CD
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まだ50ページくらいしか読んでいないが、静かで抑制された筆致がじつにいい。ペイパーバックの表紙裏に載っている新聞記事の「ヘミングウェイを思い出させる作風」という寸評もうなずける。"Plainsong" と同じ人物が登場し、やはり大草原のただ中の小さな町の物語のようである。直感として、前作ほどの出来ではないかもしれないけれど、それでも充分楽しめそうだ。気分一新、がんばらなくては。