元日は2年ぶりに鶴岡八幡宮に参拝。朝早かったせいか、まだ通行規制もなく、バス停から脇道を経て本殿へすっと登れた。その昔、雪の舞い散るなか、まだ小さかった子供を抱きながら通ったルートだが、参拝のたびにあのときの光景を思い出す。なぜあの場面が忘れられないのか。ひとつの景色が記憶に焼きつくのはどうしてだろう。
帰宅後、本当に久しぶりにアーヨ盤で『四季』を聴く。
- アーティスト: アーヨ(フェリックス),ビバルディ,イ・ムジチ合奏団
- 出版社/メーカー: マーキュリー・ミュージックエンタテインメント
- 発売日: 1991/06/25
- メディア: CD
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雑煮を食べてから、『仁義なき戦い』をDVDで見た。
- 出版社/メーカー: 東映ビデオ
- 発売日: 2001/08/10
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しばらくボーっとしているうちに、早くも夕食。胃痛にもめげず酒を飲みながら、寅さんシリーズ第25作『ハイビスカスの花』をやはりDVDで見た。
- 出版社/メーカー: 松竹
- 発売日: 2005/07/29
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『ハイビスカス』は今まで特別版しか見たことがなく、オリジナル版は初めて。映画鑑賞としては邪道だが、渥美清が死んでしまったことがどうしても頭にちらついてしまう。寅さんが結婚すればシリーズは完結するので、当然、寅さんはいつまでも失恋し続けなければならない。…と分かっていても、やはり、リリーさんと結ばれるとよかったのに、と思ってしまう。そう思うと、二人の登場する場面がたまらなく切ない。さほどに感情移入させられるような小説を今年は読みたいものだ。