ビンゴー・キッドの洋書日記

英米を中心に現代から古典まで、海外の作品を英語で読み、論評をくわえるブログです

"Chateau of Secrets" 雑感(1)

 日曜日の転倒事故、「大事にはいたらなかった」ものの、小事にはなった。左の鎖骨と上腕骨のあいだの靱帯を軽度の損傷。それくらいで済んだのだから、不幸中の幸いとしか言いようがない。
 が、三角巾で肩をつっているので何かと不便。こんな駄文を綴るのでさえ、ちと苦労する。そこできょうは軽く流そう。
 Melanie Dobson の "Chateau of Secrets"(2014)を読みはじめた。知らない作家の知らなかった作品だ。入手したのは去年の今ごろ。久しぶりに Kate Morton でも読もうかと検索ついでにネットサーフィン中、ふと本書のタイトルとカバーが目にとまった。ジャケ買いである。
 ジャンル的には、タイトルからすぐに察しがつくようにロマンス小説。裏表紙の紹介によると、Dobson は historical romance, suspense, and contemporary novels 専門の作家ということらしい。ま、文芸エンタテインメントでしょうな。
 このところ諸般の事情で読書量は激減しているが、理由のひとつは、たまたま手に取ったのが、しんねりむっつりしたマジメで地味な作品ばかりだったこと。ここらでひとつ、気楽に読み流せそうなものを、と思って本書に取りかかった。
 とてもおもしろい! が、上の物理的事情でなかなか先へ進まない。いやはや。
(写真は、宇和島市神田川原(じんでんがわら)にある、べつの抜け道。昔は夜ともなると真っ暗な道で、とても怖かった。いまでも暗い道かもしれない)