ビンゴー・キッドの洋書日記

英米を中心に現代から古典まで、海外の作品を英語で読み、論評をくわえるブログです

2008-08-13から1日間の記事一覧

D. H. Lawrence の “Aaron's Rod”(結び)

D. H. Lawrence の "Aaron's Rod" の終幕には、読んでいて思わず「元気が出てくる」箇所がある。この本には、「両者が自分の魂を所有し、ともに自由でありながら交わる」のが「愛の完成」であると説く作家が登場するわけだが、その作家が恋愛論から人間哲学…