ビンゴー・キッドの洋書日記

英米を中心に現代から古典まで、海外の作品を英語で読み、論評をくわえるブログです

2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

Jeffrey Eugenides の “Middlesex”(2)

これも長年の宿題だった。"The Amazing Adventures ...." や "The Corrections" ほどではないにしろやはり大作で、昔のピューリツァー賞受賞作(2003)。ぼくにとっていちばん積ん読になりやすいパターンだ。現代文学の場合、リアルタイムで読まなかった分厚…

Souvankham Thammavongsa の “How to Pronounce Knife”(1)

ゆうべ、2020年のギラー賞受賞作、Souvankham Thammavongsa の "How to Pronounce Knife" を読了。これは先日受賞作が発表された2020年全米批評家協会賞の最終候補作でもある。カナダの新人作家 Souvankham Thammavongsa はタイのラオス難民キャンプで生まれ…

Jeffrey Eugenides の “Middlesex”(1)

2003年のピューリツァー賞受賞作、Jeffrey Eugenides の "Middlesex"(2002)を読了。さっそくレビューを書いておこう。 Middlesex: A Novel (English Edition) 作者:Eugenides, Jeffrey 発売日: 2002/09/04 メディア: Kindle版 [☆☆☆★★]「わたしは二度生まれ…

Jonathan Franzen の “The Corrections”(2)

ついに風邪をひいてしまった! たぶんコロナではなく(そう思いたい)、どうも孫からもらったものらしい。孫のほうはもうケロっとしているのだけど、ぼくはまだ頭が痛い。血圧のせいかもしれない。 おかげで、"Middlesex" は足踏み状態。しかも振り返ってみ…

Michael Chabon の “The Amazing Adventures of Kavalier & Clay”(2)

Jeffrey Eugenides の "Middlesex"(2002)をボチボチ読んでいる。ご存じ2003年のピューリツァー賞受賞作だ。孫の世話(けっこう疲れる)その他、なにかと雑用が入り思うように進まないが、なかなか面白い。 同書も2001年に同賞を受賞した表題作(2000)も、…

Jonathan Franzen の “The Corrections”(1)

2001年の全米図書賞受賞作、Jonathan Franzen の "The Corrections" を読了。本書はまた2002年のピューリツァー賞最終候補作でもある。さっそくレビューを書いておこう。 The Corrections (English Edition) 作者:Franzen, Jonathan 発売日: 2010/09/21 メデ…

Halldór Laxness の “Independent People”(2)

Halldór Laxness というアイルランドの作家がいることを知ったのは、過去記事を検索すると2009年の5月。その当時、米アマゾンのベストセラー・リストになぜか本書がちょくちょく顔を出していたようだ。 ベストセラーなんて、いまでこそ久しくチェックしたこ…