ビンゴー・キッドの洋書日記

英米を中心に現代から古典まで、海外の作品を英語で読み、論評をくわえるブログです

英連邦作家賞

Lisa O'Donnell の “The Death of Bees” (2)

知らなかった。英連邦作家賞(Commonwealth Writers' Prize)がなくなってしまっていたとは。1989年に始まり、2012年に英連邦作品賞(Commonwealth Book Prize)と改称。ところが翌年、この "The Death of Bees" をもって、長いといえば長い歴史に幕を閉じて…

Lisa O'Donnell の “The Death of Bees” (1)

2013年の英連邦作品賞(旧英連邦作家賞)および2014年のアレックス賞受賞作、Lisa O'Donnell の "The Death of Bees" を読了。さっそくレビューを書いておこう。The Death of Bees作者: Lisa O'Donnell出版社/メーカー: William Heinemann発売日: 2013/04/23…

英連邦図書賞発表/Anne Tyler の “The Beginner's Goodbye” (1)

周知のとおり英連邦作家賞(Commonwealth Writer's Prize)が今年から、新人賞に相当する英連邦図書賞(Commonwealth Book Prize)と、すぐれた短編に与えられる英連邦短編賞(Commonwealth Short Story Prize)に変更され、いささか旧聞に属するが、図書賞…

Michael Crummey の “Galore” (1)

世間は3連休だったが、ぼくは土曜出勤で、昨日も午前中は「自宅残業」。午後から本書に取り組み、今日になってやっと読みおえた。昨年の英連邦作家賞、カナダ・カリブ海地域部門賞の受賞作で、米アマゾン選定今年の上半期ベスト10小説の1冊でもある。さっ…

Aminatta Forna の “The Memory of Love”(1)

今年の国際IMPACダブリン文学賞は「残念ながら」、Colum McCann の "Let the Great World Spin" に決定した。もちろん秀作には違いないのだが、これは周知のとおり、2009年に全米図書賞を受賞している(http://d.hatena.ne.jp/sakihidemi/20100128)。ダブリ…

Rana Dasgupta の “Solo”(1)

予定よりかなり遅れてしまったが、今年の英連邦作家賞(Commonwealth Writers' Prize)受賞作、Rana Dasgupta の "Solo" を何とか読みおえた。さっそく、いつものようにレビューを書いておこう。Solo作者: Rana Dasgupta出版社/メーカー: Fourth Estate Ltd…

今年の英連邦作家賞(2009 Commonwealth Writers' Prize)

昨日、英連邦作家賞の発表があり、最優秀作品賞はオーストラリアの Christos Tsiolkas の "The Slap" が受賞した。http://www.commonwealthfoundation.com/culturediversity/writersprize/cwp/2009%20prize/2009overallwinners/ 例によって知らない作家の知…