2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧
今週は絶不調。熱はまあ下がったものの、投薬を続けているせいか倦怠感があり、血圧もやや高い。大ごとでなければいいのだけど、亡父が最初の脳梗塞で倒れた年齢に近づきつつあるのが気になる。 いまボチボチ読んでいるのは、スイスの作家 Pascal Mercier の…
トルコのノーベル賞作家、Orhan Pamuk の "A Strangeness in My Mind"(原作2014、英訳2015)を読了。2016年のブッカー国際賞最終候補作である。さっそくレビューを書いておこう。 A Strangeness in my Mind: A novel (Vintage International) (English Edit…
このところの冷え込みで風邪をひいてしまい、きょうは寝床のなかで Orhan Pamuk の "A Strangeness in My Mind"(原作2014、英訳2015)を読んでいた。2016年のブッカー国際賞最終候補作である。 途中評価としては、☆☆☆★★に★をひとつオマケしようかどうか、と…
本日、今年のブッカー賞が発表され、Bernardine Evaristo の "Girl, Woman, Other" と、Margaret Atwood の "The Testaments" の2作が栄冠に輝いた。Atwood は2000年の "The Blind Assassin"(☆☆☆☆)以来2度目の受賞。2作品が同時に受賞したのは1992年以…
今年のブッカー賞最終候補作、Chigozie Obioma の "An Orchestra of Minorities"(2019)を読了。さっそくレビューを書いておこう。 An Orchestra of Minorities: Shortlisted for the Booker Prize 2019 作者: Chigozie Obioma 出版社/メーカー: Little, Br…
ゆうべ、今年のブッカー賞最終候補作、Elif Shafak の "10 Minutes, 38 Seconds in This Strange World"(2019)を読了。さっそくレビューを書いておこう。 10 Minutes 38 Seconds in this Strange World 作者: Elif Shafak 出版社/メーカー: Viking 発売日:…
ゆうべ今年のブッカー賞最終候補作、Bernardine Evaristo の "Girl, Woman, Other"(2019)を読了。現地ファンのあいだでは、ショートリストの発表時からずっと1番人気。ひょっとすると、このままゴールインするかもしれない勢いだ。さっそくレビューを書い…
今週は予定どおり、Bernardine Evaristo の "Girl, Woman, Other"(2019)を読んでいる。先々週だったか、ちょっとだけ試読。先週 Margaret Atwood の "The Testaments"(2019 ☆☆☆★★)に乗り換えたあと、改めて最初からじっくり Evaristo のほうに取りかかっ…