ビンゴー・キッドの洋書日記

英米を中心に現代から古典まで、海外の作品を英語で読み、論評をくわえるブログです

2016-03-27から1日間の記事一覧

Alan Hollinghurst の “The Line of Beauty” (4)

ぼくは小説の題材については非常に寛容で、interesting かつ instructive であれば基本的に何でもいい、と思っている。たまにカチンとくるものがあり、その最たる例は露骨なプロパガンダ小説だが、それは政治色が濃いあまり、小説としてのふくらみに欠けてい…