正月3日目はクラウス盤でウィンナー・ワルツを聴いた。

- アーティスト: ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,J.シュトラウス,Jo.シュトラウス,クラウス(クレメンス)
- 出版社/メーカー: ポリドール
- 発売日: 1997/07/16
- メディア: CD
- クリック: 3回
- この商品を含むブログ (3件) を見る

- アーティスト: ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,J.シュトラウス,Jo.シュトラウス,J.シュトラウス(1世),クラウス(クレメンス)
- 出版社/メーカー: ポリドール
- 発売日: 1997/07/16
- メディア: CD
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
終日ぼんやりしているうちに、早くも夕食。アルベール・ラモリス監督の『赤い風船』を見た。
![赤い風船/白い馬【デジタルニューマスター】2枚組初回限定生産スーベニア・ボックス [DVD] 赤い風船/白い馬【デジタルニューマスター】2枚組初回限定生産スーベニア・ボックス [DVD]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51dM1lTDtkL._SL160_.jpg)
赤い風船/白い馬【デジタルニューマスター】2枚組初回限定生産スーベニア・ボックス [DVD]
- 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
- 発売日: 2008/12/12
- メディア: DVD
- 購入: 4人 クリック: 15回
- この商品を含むブログ (34件) を見る
いつも思うのだが、文化的にはやっぱり、日本では東京が最高。本もCDも今でこそネットで買うようになったけれど、ひと昔前までは、東京まで出かけないと手に入らないものが多かった。こと映画となると、やはり映画館で見るべきものなので、朝の10時に銀座と知ってためらう街に住んでいるのが恨めしい。
それならいっそ、山奥の村に住むのもいいな、と思ったりする。おととしの夏、郷里の友人にドライブに連れて行ってもらったとき、え、こんな山奥に!というようなところに人家があり、おばさんたちが木陰で涼んでいた。あの村に生まれていたら、今ごろどんな人生を送っているのだろう。
…などと、この映画は、あだしごとを連想させる作品である。ひとことで言えば映像詩。赤い風船が目にしみる。風船がなぜか少年と友だちになり、その「友情」に心を打たれる。最後に風船が割れてしまったときは切ない気分になったが、赤い風船の「死」を知って、ほかの色とりどりの風船が集まってくるシーンで救われた。まさに映像でしか表現できない世界だ。