ビンゴー・キッドの洋書日記

英米を中心に現代から古典まで、海外の作品を英語で読み、論評をくわえるブログです

2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

"The End of Days" 雑感(1)

きょうはまず就眠儀式の話から。寝床の中で読む本は、適度におもしろいものがいい。おもしろすぎると夢中になり眠れなくなる。つまらないと消灯。が、すぐには眠れない。 その点、いま読んでいる『月光仮面』はちょうどいい。どれも子供だましのような話だが…

Ann Patchett の "The Magician's Assistant" (2)

本書を読みだしたとき、たまたまリメイク版「ゼロの焦点」を録画で見たのがきっかけで、同書も久しぶりに読みはじめた。すると、2作とも最初は夫婦間の溝がテーマ。さて、どちらがおもしろいか、お手並み拝見となった。 それから約2ヵ月。心に残っているの…

Ann Patchett の "The Magician's Assistant" (1)

この2ヵ月ほど体調不良をはじめ、〈厄月〉かと思えるほどトラブル続き。おかげで予定より大幅に遅れてしまったが、きのう何とか本書を読了した。1998年の旧オレンジ賞(現・女性小説賞)の最終候補作である。 レビューを書くのも久しぶり。どんな駄文になる…

"The Magician's Assistant" 雑感(9)

連日奮闘努力の甲斐あって、きょうの午前中でようやく仕事の遅れがほぼ回復。いやはや、キツかった。 昼から久しぶりに書斎で読書。これまたやっと "The Magician's Asssitant" を読みおえた。取りかかったのはいつだっけ? まさかこんなに時間がかかるとは…

"The Magician's Assistant" 雑感(8)

世間は三連休だったが、ぼくはきょうも昼過ぎまで〈自宅残業〉。職場の繁忙期は過ぎたものの、先週まで体調不良。自分の仕事が予定より大幅に遅れているからだ。 BGMはクレンペラー盤「魔笛」。ノリントン盤より素人耳には心地よい。次いで、中島みゆきの「…

"The Magician's Assistant" 雑感(7)

またまた小休止。すっかりサボり癖がついてしまった。 じつは先週ずっと高熱が続いていた。しかし、あいにく職場が繁忙期。休みたくても休めず、「宮仕えの男はつらいよ」。 今週前半も、ようやく熱は下がったものの、なんだかダンプカーにでもぶつかったよ…

"The Magician's Assistant" 雑感(6)

きのうは日曜日なのに〈自宅残業〉。疲れた。きょうも手短にすませよう。 まず前回の訂正から。ヒロインの Sabine がロスを離れ、Nebraska に住む義理の母たちと同居しそうだ、と報告したが、これはぼくの勘違い。ただの一時的な訪問だった。ロスの自宅を処…

"The Magician's Assistant" 雑感(5)

きょうは土曜日だが、夕方まで職場で残業していたので、軽くメモだけ。 いま同時に並行して4冊の本を読んでいる。といっても、そのうち1冊はコミックで、吉田秋生の『吉祥天女』。これがいちばんおもしろい。 2回目だが、内容はほとんど失念していたので…

"The Magician's Assistant" 雑感(4)

3月になった。〈厄月〉かと思えるほどトラブル続きだった2月がやっと終わり、気分一新、また頑張らなくちゃ。といっても、あんまり頑張るものもないのだけれど。 春がいちばん好き、という友人がいる。生命がまた復活する季節だから、というごく普通の理由…