今まで書いてきたお粗末なレビューを検索したところ、部分的にヴェトナム戦争を採りあげた作品が5冊あった。発表順に、Philip Roth の "The Human Stain" (2001)[☆☆☆★]、Jeffrey Lewis の "Meritocracy: A Love Story" (2004)[☆☆☆★★★]、John Irving の "Last Night in Twisted River (2009)[☆☆☆★★]、Sebastian Barry の "On Canaan's Side" (2011)[☆☆☆★]、Paul Auster の "Report from the Interior" (2013)[☆☆☆★★] である。
このうち、きょうは "Meritocracy" のレビューを再録しようと思ったのだが、本ブログを検索したところ、10年前に書いた "The Human Stain" のレビューを掲載していなかったことを発見。"The Sympathizer" がろくに進んでいないこともあり、それでお茶を濁すことにした。アメリカ人作家がヴェトナム戦争をどうとらえているかを知るひとつの手がかりにはなると思う。それが "The Sympathizer" の鑑賞にも役立つかもしれない。
- 作者: Philip Roth
- 出版社/メーカー: Vintage
- 発売日: 2001/04/05
- メディア: ペーパーバック
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(写真は宇和島市寺町界隈)