2010年ギラー賞発表（2010 Scotiabank Giller Prize） - ビンゴー・キッドの洋書日記

　今日は久しぶりに落語を聞きに行った。演目は立川談幸の「ねずみ」と柳亭燕路の「火焔太鼓」。どちらもなかなか面白かった。家に帰ってネットを検索したところ、今年のギラー賞が発表されているのを発見。Johanna Skibsrud の "The Sentimentalists" という作品だが、不勉強のぼくは初耳の作家。ペイパーバックが出ているのでさっそく注文しておいたが、入荷は未定とのこと。

The Sentimentalists

作者: Johanna Skibsrud,Wesley Bates
出版社/メーカー: Gaspereau Pr
発売日: 2009/10/31
メディア: ペーパーバック
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　カナダの文学賞で最も権威があると言われるこの賞は、３年前の受賞作、Elizabeth Hay の "Late Nights on Air" がとてもよかった（http://d.hatena.ne.jp/sakihidemi/20090806）。２年前の Joseph Boyden の "Through Black Spruce" も負けず劣らず秀作（http://d.hatena.ne.jp/sakihidemi/20090809）。去年の Linden MacIntyre の "The Bishop's Man" は最後の詰めが甘かったけれど（http://d.hatena.ne.jp/sakihidemi/20100407）、今年の出来はどうでしょうか。