今年の国際IMPACダブリン文学賞は「残念ながら」、Colum McCann の "Let the Great World Spin" に決定した。もちろん秀作には違いないのだが、これは周知のとおり、2009年に全米図書賞を受賞している(http://d.hatena.ne.jp/sakihidemi/20100128)。ダブリン文学賞といえば、一般読者にはあまりなじみのない作品に日の目を当てる役割を果たすことが多かっただけに、今年はこの賞をきっかけに未知の作家に取り組むこともないだろうと思うと残念だ。
さて、今年の英連邦作家賞(Commonwealth Writers' Prize)受賞作で、オレンジ賞最終候補作でもある、Aminatta Forna の "The Memory of Love" をようやく読みおえた。さっそくいつものようにレビューを書いておこう。(点数評価は後日)。

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